・SPARK 2023 in YAMANAKAKOに行ってきた。行きのバスは4時間かかって、これは出鼻をくじかれたと思ったが、中身は最高のフェスだった。
何より、涼しい。ステージの間で汗を引かせることができた。富士山はあまり見えなかったが。
・さて、自分はダイアローグ＋のために来ているみたいなもんである。口上も知らない。でも、何をしていてもよいので居心地がいい。自分なりの踊りでいいし、疲れたら適当に飯を食べに行けばいいからね。富士宮焼きそばとか、牛たん塩ダレ丼とか。
ダイアローグ＋のBOTANまで時間があるので、色々と見て回る。ここで涼しいことに気づく。太陽と……で2グループ出てきて驚いたなど。
そして少し前のステージから待機しつつ、昨年のフェスから得た学びから位置取りを試行錯誤した。前の人のTシャツを見たりして。
またMIUと大冒険をやるかな…などと思っていたが、始まってみると全然違うセットリストだった。そして、ダイアローグ＋ワンの衣装。1000万回ハグなんだ、にゃんぼりーdeモッフィー!!、デネブとスピカ、はじめてのかくめい！2023。1000万回は、こんなに声を出す曲なんだという発見があった。ちょうど昨年披露されて、もう長いがまだ新しい一面がある。にゃんぼりーは安定感があって不思議である。全然やってないはずなのに凄まじい密度で曲が展開し盛り上がる。ちょこまか…と花いちもんめが野外で楽しめるのも面白かった。デネブとスピカは去年もやったが8人での披露は初。この曲は野外でやると広さがある。風が吹いて、緑が香って。最近またいい曲だなあと思い直してるのもある。カッコいい。サビ後半のクラップが聞こえてくるのは野外仕様か。そして、はじかく2023。MC込みでやれるの発明ですね。最新の曲をやった後でも遜色ないデビュー曲。ここに戻ってくると安心します。手を合わせないといけない。
ということで、デネスピ以外はガラッと入れ替わってきた。そしてフェスでやって新たな感じ方を持たされた曲たちであった。いいね。
次はSPARKである。ここは鬼門で、前方エリアが広い。上手くやらないと踊れない。AppareのTシャツの人の後ろについたり、「この後どくんで！」などをしてダイアローグ＋が登場。
なんと、にゃんぼりーデネスピはじかくではありませんか。同じじゃねえか！これが良いことなのか悪いことなのかはよくわからない。が、さっきよりもこちら側の練度が上げられたので良かったです。にゃんぼりーでの移動、コール。デネスピを冷静に見ること。はじかくの手合わせ。
自己紹介的な前半だったと言える。それは、この後の展開がワンマンRTAだったから。1000万回以外ではあるが、さっきのステージもやり、もうワンステージやったということ。よく考えられた2ステージである。
D＋has come、絶景絶好スーパーデイ!!、うしみつあっパレイド。この間やった全曲ワンマンのRTAである。D＋hasでは確かに今回まだ披露してないロックなギターが鳴り響くタイプのダイアローグ＋。そしてこの曲のあとに続くのはもう、絶景絶好だろう。イントロが鳴ると無敵だと思える。野外。うしみつが楽しいのは賢明な読者諸君には既知であるが、野外かつスタンディングでは、より楽しい。クラップをし、サビを一緒に踊りアウトロを一緒に踊り、回り、コールを行い。ほぼ夏祭りだった。うしみつ＋夏祭りなので、より楽しい。自明。ただ、腕が上がらないかも！息が辛いかも！というハードさもあったので、野外ワンマンがあるとすれば気をつけたい。
最後におもいでしりとり。久しぶりかと思うくらいに、隔世の感があった。去年は山のように披露していたから。野外のおもしりもいいですね〜。新鮮さにふけっていたら「好きです」を取りこぼしてしまったな。それだけ。
楽しかった。そして疲れた。次を見る余裕がなくなってしまったので、飯を食べに行く。現在17:15。20:00までまだまだ時間がある。 バスだから。去年はこの辺で電車でノロノロ帰ったが、長時間でバスと一緒の帰宅時間だったような。ならば見たほうがオトクである。色々ステージをふらふらした。クマリデパートは印象的であった。前のステージと全部違う曲だったが、楽曲の雰囲気は統一されているようで掴みやすいし、定形の口上が入りにくいので、予定不調和さが心地よかった。
・20:00になった。バスに乗り込み、メンカラのTシャツの人の隣でこの文を書いている。
思ったよりも暇ではなかった。富士山と山中湖のデカさ、涼しさ、土と芝生の上で見る気持ちよさ、良かったな。SPARKるとは、このことである。去年も思ったが、ダイアローグ＋に連れて行ってもらったフェスである。ありがたい限りだ。
忘れられない夏の思い出になっちゃったな。去年のことも忘れられてないということは、何かを忘れてしまっている。それはそれで困るが、思い出すのは余韻に浸ってからでも遅くないはずである。
まだ、SPARKらせていただきます。
