日記

ニュー·センチメンタリティの記録

2023/04/19 #iamtamanaged Appare!対バンツアー「玉ねぎ食べるぞ!ツアー2023 〜和衷協同〜」におけるダイアローグ+についての随想

・玉ねぎ。武道館をたまねぎに見立てているようだ。8人の姿が観たかったステージであり、「どうにかしてくれ……!」という念を濃いピンクの服装に込めて参加した。

 

 D+ has comeで掴んで、デネブとスピカでアニソンをやっているグループであることを主張。短め休憩を挟み、20xxMUEの光で盛り上がりを煽る。ここでI my me mindが来るのは、幅を感じさせる。おもいでしりとりは礼儀。うしみつあっパレイドも礼儀だが、新しく生まれたお祭り騒ぎの曲であり、フェスのスピード感にぴったりであった。最後にはじめてのかくめい!2023を持ってきたということは、これをやっていくということである。

 

 昨年以来の対バン、昨年以来のオールスタンディング。やはり、入れかわりのあるフェスと異なり、常に違うアーティストのファンもフロアにいるというのが、ダイアローグ+とダイアローグ+のファンにとって新しく、かつ緊迫感のあるものになっていたように思う。

 コロナ以前は、おそらくライブハウスでのライブも対バンもやっていただろうが、ここ2年ほどは、主催の対バンはあれど椅子席だったし、フェスは柵から2、3列はファンだけだったと思う。でも、今回は呼ばれた側であるし、発売のタイミングでの関係で、ある程度後方にファンは集まってしまう。実際、下手付近には10人程度集まっていたがセンター付近は3人ほどであった。もちろん群れるためにライブに行っているのではないので3人でも良い。しかし、高ぶろうという気持ちのあるフロア、かつ声出し、かつ謎の間でmixもあり、盛り上がったのではないだろうか。ステージ側からは、どうだったろう。

 

奇奇怪怪で言っていたことを敷衍すると、「ファストなセトリ」と「スロウなセトリ」というものがあるように思う。タイアップ曲だけで浅く阿る、情報量の少ない前者と、アルバム曲からも引っ張り出してきて心を奪おうとする、歴史を情報量の多い後者。後者を選んでフェスに出てくるダイアローグ+を見ると、かっこよさにやられてしまう。全然、ダイアローグ+以外もやっていることで、自分が対バン相手の曲を知らないだけなのだが、人生イージー?あやふわアスタリスクおもいでしりとりデネブとスピカ僕らが愚かだなんて誰が言った恋は世界定理と共に……みたいにしないことに心を打たれている人がここにいるという話である。

 

・まあ、こちらは、どんなセットリストが来ても情報量を感じてしまうから、この尺度は価値がないような気がする。