日記

ニュー·センチメンタリティの記録

2022/03/19

霜降り聴いてたけど、敵わないという諦念がふつふつと湧き続けた。「おもしれえ(自分にはできない)」みたいな。まだひと月ぐらいしか聞いてないので空気感が分かっていない。

・CUE!11話。新潟凱旋ライブ。千紗の姿に自分を重ねることも、ファン目線で見ることもできる話数だった。
期待に応えないといけない、ステージに立つ者のプレッシャーが凄まじいのだろう、という描写に胸が締め付けられた。冷や汗、きつい当たり、目の下のくま、嘔吐。
ファンの声援が力になる、のではなく重荷になってしまう。それは場数を踏むことで、解決することなのかもしれない。でも、まだデビューしたてだから無理なんだ。重荷は、ただただ重く体にのしかかる。
そこで、幼少期から心の支えになっていたお姉さんのミルクセーキが、こわばっていた体を柔らかくしてくれた。作ってくれたのはメンバーの3人でした。「なんだよ、あいつ」とならずに寄り添ってくれるのは優しい。
30分の夢を見る。何も一人で立っているステージじゃない。キャラクターが支えてくれているし、メンバーも一緒にいる。ということに気づけたのかもしれない。
ステージは3Dだ。

手と手を取り合ったらひとりじゃない
さあ、ここにある4つの希望がいつしか運命になっていくんだ
せーので行こう、輝くステージへ

拍手が鳴り響く。ライブは成功である。お姉さんも、りおさんの尽力で観に来れたようだ。姉の姿を見て、幼少期のように本音が漏れてしまう。いや、ファンが敵ではないということに気づいたから、本音を口にしたのかもしれない。

すごく怖かった。がっかりさせてしまうんじゃないか
夜も寝られなくて、絶不調だった
メンバーが支えてくれたから、なんとかステージに立てました

4人のステージが成功した安堵、千紗に対してステージに立つ選択をしてくれた感謝からの涙。4人の涙が伝播する。

「We Can Fly!!!!」

ライブは成功した。なら、どこまでも羽ばたいていけそうだ。

・CUE!はレッスンも描いていたしステージも描いている。「ファンが重圧」なんて視点は新人のアイドル活動ならではだ。そこを避けることもできるけど、そうではなく、僕らの前に立ってくれて出会ってくれてありがとう。「応援が嬉しい」とまで言ってくれるなんて、幸せが過ぎるな。

・現実に敷衍すると、「すべてのステージに立つ人たち、ありがとう」ということです。