・四谷の無料で座っていられる建物が閉まっていて、駅前のアトレは人だらけで、道を挟んで向かい側の公園沿いのベンチで時間を潰す。カラオケみたいな、本を読むための場所があってもよい。図書館は見当たらなかった。
屋外で、グラウンドのフットサルやテニスコートが賑わい、そしてセミが鳴いている中で本を読むと、放課後に突入した心持ちになることを知った。皆が教室から出て行ったあと、自机で本の続きを読むような。部活で忙しかった側なので想像でしかないが、自分に無関係な騒がしさに包み込まれる感覚。
そして読書は時間がストレッチされるらしい。「成瀬は信じた道を行く」を読み終えても1時間くらいしか経っていなかった。あと1時間待たなければいけなかったし、公園も暑いので普通にドトールに入ったが、ここは寒すぎる。読書に最適なのは公園だったのかもしれない。
・ユンジンがweverseに観念的な投稿をしており、翻訳は意味をなしていないため原文を解釈する必要があった。しかし内容の理解に努める時間は幸せである。花が舞うプロジェクションマッピングの展示会で、目まぐるしく変わる世界、人生の不確実性に思いを馳せた。自分が今までやってきた物事を見つめると、そんな不確実性を愛することができる?……難しい。
・ルセラのコーチェラは色々言われすぎて疲れたが、久しぶりファンカムを観たらかっこよかった。あのアレンジレコーディング版で聴きたい。