日記

ニュー·センチメンタリティの記録

2023/10/30 #赤と緑の間で 稗田宮原の自由奔放やりたい放題についての随想

・「稗田宮原の自由奔放やりたい放題」という番組が最終回を迎えた。

ヤングコーンを調味料(ラインナップは配信で確認していただきたい)ごとに食べ比べ、無印良品のカレーを辛さレベルで神経衰弱し、ジェンガを2棟同時に積み重ねていた。

 

これが4年続いた番組の最後である。

 

・個人としては2年ほどの視聴歴で、見始めたころバレンタインのセリフを「ノルマだから」と言いながらやっていたのを思い出す。もう雰囲気は醸成されていたようだ。

 

・終わってしまった番組にはもはや良かったところしかない。テーマは有って無いようなものだから常にフリー演技で投稿を考えられるとか、2人の間で「それは違うんじゃないか?」「そうかも」という納得の構築が行われていくとか、ファンにやってほしくないこと・やりたくないことへの直截的な言及とか、具体的な結婚観とか。

「声優なら可愛いセリフでしょ!」から外れたところにあった。トーク主体のそれは深夜ラジオ的でもあり好きだった。好きですと伝えてなかったのに、好きでしたなんてわがままだろうなと思う。こういうことを積み重ねていくと番組は終わるのかもしれない。

 

 

「一生なんて期限付き/永遠なんて無責任なんだよ/だからこの日々が続くように、工夫しよう」

 

 

・幸いにも生活に紐づいた番組だったので、ヤングコーンを食べても、無印のカレーを買っても、ジェンガを積み重ねても、バチェラーを見ても、赤と緑のジャージの2人を思い出すことができる。番組が終わったあとにできる工夫は「思い出すこと」だと思う。

 

 

起きて、最初に浮かんだものが本当に好きなものである

 

・起きたら思い出せるだろうか。寝。