日記

ニュー·センチメンタリティの記録

2023/08/25 #今のムード

・オオカミの家という映画を見た。渋谷シアターミュージアムにて。形態としてはストップモーションクレイアニメとみてよいだろう。しかし内実はプロパガンダである。カルトとか洗脳とかそんな話らしい。もちろんそれを知らずに観たので、技術力すごいが残り30分か……となった。ただ、ひたすら初めての映像が続く。壁に描かれた少女がいつの間にか床から粘土によって立像となったり、豚が人間になったりする。

 

 

・メアリーアンドマックスを観てからクレイアニメに興味を持つようになった。うそほんのおかげであり宮原さんのおかげでもある。今回の配信回でも映画について感想が話される予定だった。が、アイアムサムについて宮原さんからそれが話されることはなかった。聴いている人にとっても木野さんにとっても悪い感じになるかららしい(ニュアンス)。

「それはちげえだろ!」とか言い合わないのがこの番組のムード。言わないのはあり得ないんだよ。アイアムサムは超家族主義っぽくてわからなかった。とか、親に気を遣う子供という構図はダメだろ。とか。メアリーアンドマックスは最後死ぬのはバッドすぎる。とか、でも友情って距離とか国とか血とかを超えるよな。とか。てか、この2本全然違うよやっぱり。家族最高と友情最高は違う。血のつながりとか自分ではどうにもならないところを重要だとは思えないよ、とか。

 

まあ言わない選択も正解だよ!と言ってあげるくらいには盲目的でもよい。ファンならば。

 

 

・LIGHT HOUSEを見始める。星野源若林正恭がかなり腹を割って今を生きる悩みを話し合う番組である。ただ、テロップもSEも笑い声も入っている。バラエティTVの演出が入っている。それがこの番組のムード。

NetflixなのだからこんなにTVを意識したフォーマットでなくてもよい。2人が真面目に話し合っているだけではダメなのかもしれないが。若林さんがスタッフを笑わせるように話している。とか、星野さんが若林さんの悩みに対し一切笑わず目を見据えているのにスタッフ笑いが入る。とか。

 

・奇奇怪怪は「俺はそうは思わない」と言い合えたり、スタッフ笑いがなかったりするムードが今の自分にしっくりきすぎている。