日記

ニュー·センチメンタリティの記録

2023/06/14 #心が通う錯覚

・TOMOOの「夜明けの君へ」いいね。往年のJ POPの好きなところが詰まっている。

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星野源ANNで久々に聴いたfamily songはよかった。歌詞がいい。

ただ幸せが 1日でも多く側にありますように

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・音楽による「心が通う」錯覚を、ずっと続けようとするやつはヤバいみたいな言説を読んで心が冷えた。いつの間にか音楽でめっちゃ理解し合えると思ってしまっていた。

 

・美術館行こうということで、森美術館の「ワールドクラスルーム2023」を観た。「技術」という感じで「美」を味わうような展示ではなかった。

 音声ガイドがスマホになっていることに驚いた。行き慣れてる人にとっては当たり前?これは隔世の感がある。

 美術館はとにかく「コンテクスト」。それはガイドと説明文を読んだから思ったことである。書かれている文がまったく客観的ではないことにも驚いた。刹那的に感じられるとか誰の感想なんだろう。文責が明確でない。

 ナフタリンの靴が好きだった。消えるけど、昇華してどこかを漂う。音楽は、音が発せられた瞬間消えて、でも、残響が漂ってメロディになっていく。たしかに「心が通う」というのは錯覚かもしれないけど、形を変えて、心ではない何かは、本当に通い合うのかもしれない。

「幸せを願う」という文言は、モノにした途端、それ自体の価値に収束して願いの部分は零れ落ちるけど、願いが形を変えて漂っているならそれでいいと思える。


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