日記

ニュー·センチメンタリティの記録

2023/12/03 #半年前に

ceroのContemporary Tokyo Cruiseを恵比寿リキッドルームで観た。夜にダンス/フレンズと思いながら駅前を出る。恵比寿は寒い。

 

 

ceroはステージに所狭しと楽器が並んでいるためどこで観ても楽しめる。がワンマンは初めてだったので真ん中に位置取る。ステージ背面にイルミネーションのように電球が吊ってあり美しい。

 

 

・e o の曲が披露される。パッドやシンセ、シーケンサーによって原曲の雰囲気そのままに、しかしながら目の前で生演奏されることに驚いた。Nemesis、fdfではフロアが熱くなるのを感じた。

 

 

・My Lost CityやElephant Ghost、魚の骨はおどろおどろしさがありつつ激しかった。バンドの人数による圧力がある。アンコールではContemporary Tokyo Cruiseによる大団円の後に大停電の夜。照明が暗くなり、まさに大停電の夜が訪れたとき、音楽の温かさというものに触れた気がする。

 

 

・ダブルアンコールでは街の報せ。ビール片手にあらわれてふらっと演奏された。この曲は冬の寒空の下に似合う。ライブ後の帰り道のように聴く。

 

 

・ライブで騒ぐ1年だった自分も、ただ音楽に身を任せる時間になった。

 

 

 

 

・荒内氏が「e oは春先にでたけど冬に作ってたから今聴くといいよ」「アルバムはだいたい半年前にできるからそれを踏まえて聴くと見え方が変わる」と言っていたので、そういう目線でみなさんも聴いてみてください。