日記

ニュー·センチメンタリティの記録

2023/04/27 #アクロニム

・the 1975のAt Their Very Bestを観に、ぴあアリーナに行ってきた。3階の1列目だったので着席で盛り上がって、なぜか今、足が疲れている。

 

 「Atpoaim」という字とハンディカメラの映像で始まり、終わった。「A theatrical performance of an intimate moment 」のアクロニムだそう。

 

 新旧問わず曲がMCを挟まずに繋がっていくので、気づいたら2時間経っているライブであり、普段よく行くUSGと大枠としては似ているように思った。こちらの集中力が切れずに走り抜けられるような構造である。

 

 また、バンドのサポートの力を大いに感じた。特にphoebe bridgersのハモり、ユニゾン、ギター、キーボード、そしてAbout You。もっと早く魅力に気づいていたら2月のワンマンも行っていたのに。

 

 それらをまとめ上げるPAがいてこそ、でもある。なぜ、あれほどドラムがデカく、キーボードも美しく、パーカッションは間を彩り、サックスもギターも粒だって、ベースがよく聴こえて、ボーカルがはっきりする音像を作れるのか。サマソニで、King Gnuの後に出てきたthe 1975の時感じた、あの「音の良さ」。良い音で、好きな曲が聴ける最高のライブだった。

 

 「I like America とかFrail state of mindとか聴けなかった〜」みたいなツイートを見て、こういう人もいるのかと思う。確かにやってなかったが、ライブが終わった直後にそういう感想を抱いたことがあまりないんだよな。提示したセットリストが全てだと、盲信しているから。本セットリストで完成していたように感じるから。そういえばやってなかったのね、と思うぐらいである。その2曲を入れるとしてどこ?となる。また、どこかのライブで聴けるだろうから、気長に待っていてくれよ。

 

・「生まれてきて幸せだ」という前提を他人に押し付けるのは難しい。生まれてしまったのならせめて幸運がありますように。

 「君がいないと生きていけない」という嘘は流石に言わない。「君がいない時も楽しいし、君がいる時は、それはそれで楽しいよ」と留保したい。

 でも、そんなおためごかしは、どうでもよい。言うべきことは、「君が生まれてきてくれて僕は嬉しい」だし「君がいると楽しい」である。

tonarinoyj.jp

インターネットだったり、学校よりも大きかったりする人間関係では、前提、留保は共有されないかもしれない。そういう時はどうしようかな。とにかく対話して伝える必要がありそうだ。

 

・最近は、同じ結論に辿り着きすぎる。勉強不足だ。