・次に流行るのは「歩み寄り系男子／女子」だ！！なんも知らないのに「わかるよ」と言ったり、「つらかったね」と慰めたりして、必死に歩み寄ろう！！
・よふかしのうたの「歩み寄らない感」が好きだ。吸血鬼になれないということは恋愛関係になってはいないので、それぞれ夜更かししてるだけ、血を吸ってるだけなんだ。「いざとなったら人間やめられる」というアドバイスがあり、その有り得なさに笑ってしまった。笑えるアドバイスはいいアドバイスである。
・ソルシレ再演の間にジュンク堂に行ったら色んな棚が目に入った。インターネットよりは色んな情報に触れられて楽しい。でも、自分の興味がある棚にしか歩み寄れないことにも気付いた。
おじさん構文ワロタと思っていたら有害な男性性の棚にぶち当たり「やってしまった……」という自分の過去を思い出してトイレを探したり、面白くなりたいと思っていたらカウンセリングの棚にたどり着き「笑いの本質は傾聴」なのかもしれないと気づいたり、DIALOGUEが目に入ったと思ったらシナリオのライティング本で「ファン活動によって物語を紡いでいる」という見方を取得したりした。一冊も買ってないのに。
・さいたまスーパーアリーナに行ったらゆずが歩み寄ってきたので歩み寄りかえした。SSAのことを遠い会場だと思っていたけど、歩み寄りがあるとだいぶ近い。曲のマッシュアップも驚いた。桜木町とNATSUMONOGATARIがシームレスに一曲になっていたし、ALWAYSとwith youは「ALWAYS with you」という曲名になっていた。
・畢竟、歩み寄られたら嬉しい。でも歩み寄って傷つけたくない。ただ、傷つかないような人間関係などないだろう。だから、傷つけたら謝るので存分に傷つけてください。すりガラスに学ぶ人間関係。
