・上の方からリリリリ…という虫の声が聞こえてくるようになった。マツムシだろうか。セミの声が懐かしい。秋の訪れである。
・そんなことを「情熱スリーポイント ふつうのネタライブ」からの帰り道で思った。
・通称「ふつネタライブ」では、街裏ぴんく、シンクロニシティ、ネルソンズ、ザ・ギース、ダイヤモンド、囲碁将棋がシューター(投稿者)のふつおたを元にネタをやっていた。
例えば、「会話のキャッチボール」から「会話のフォークボール」そして「盗塁」「ホームラン」に発展するメールから、ザ・ギースがや実際にシャドウ野球を始めるネタをやっていた。そして、ネタが採用されたシューターも会場前列に招待されていた。
・これはメールを投稿する人にとって至上の名誉ではないか。ネタがウケたいわけで顔を売りたいわけではない。そして、ザ・ギースのネタは、メールが具現化されたような感覚を抱いた。漫才もよいがメールが眼前に「世界」として現れるのは得難いものである。
・俺も、かわいいセリフを書いたら物語を考えて演じてくれるライブがあったら行ってみたい。ふつうのストーリーライブ。