・今日はTIFでした。昨年、ダイアローグ＋が出るということで来たあのTIFからもう一年経つのかという感慨の前に、HOT STAGEトッパーとSMILE GARDENトリをどう裁くかの方で頭がいっぱいでした。
今年のHOT STAGEは野外らしい。というか去年のdivercityが異例だったのだろう。さて、10:00開場10:30開演。でも8:00からリストバンドはもらえる。……うーん9:00！結果失敗。着いた時には二周目ぐらいの列になっており、当然ステージの位置どりも色々合って上手ギリ屋根下となった。でも通路側だったので不幸中の幸いではあった。
ダイアローグ＋のセットリストはアニメタイアップだけらしい。たしかに、そうだった。でも僕愚から始まるのは全然予想外。久しぶりに聴いたが、スピーカーがブンブンなってダンスも歌も攻撃的でかっこいい曲だった。そしてあやふわも驚きだった。そういえばタイアップでした。この曲は2番入りのバンドインが印象的で一個ギアを上げる感じがある。最後の宮原さんと稗田さんの歌上げも引き締まる。セリフが来たら歓声が上がって結構新鮮だが普通すごいんだよなとも思い直した。
蓮見水族館でもお馴染み、divercityのフードコートへ移動。やはりマックがないのは変。親子丼を注文し席に着いたところ、飯塚さんのドット絵を着た人と相席になる。こういうところで話しかけてオタクの友達を増やすぞ！と思ったが、HOT STAGEは見てないしSMILE GARDENは見ないと言う。……は？前者はリストバンドを受け取る列が長かったせいで後者は渋谷に行くから。シーズは行くらしい。うーん、頑張ってください！思ったよりも熱い親子丼とお吸い物を火傷しながらかきこみ、席を立った。
ダイアローグ＋のチェキ特典が16:00からなので、色々なステージを見て回ることにした。IDOL FACTORYは湾岸ステージのスタジオのような場所であった。電波は通らないし暗かったがとても涼しい。ミクチャの上位者とクロちゃんが話しているのを見る。水ダウ以外で見ると大人であった。SMILE GARDENは木陰でようやく生き延びられるぐらいの野外であり、トリの頃は流石に大丈夫か？と不安になるなどした。フジテレビの本社前にふわふわなんたらがあったが暑すぎて断念、やはり室内が最強である。Zepp divercityでは去年はHOT STAGEだったがHEAT GARAGEになっていた。同様に涼しかったが音が大きくなんとも休まらないので離脱。そうこうしているうちに14時過ぎになる。SKY STAGEに行っていなかった。去年、ダイアローグ＋がトリだった湾岸スタジオ屋上。エレベーターに乗って上へ。タイムテーブルのエアポケットで全然始まらなかった。推しの子。
ここでももちろん暑い……と思っていたが急に涼しくなる。どうやら雨雲が迫ってきているらしい。というか見晴らしが良すぎて雨が迫っているのが目視できる。「雷がなきゃやるよ〜」みたいな舞監さんの発言の後ステージが始まる。ただ2曲目から降り始めたので急いで雨宿りできる場所に移動した。ものの5分くらいで雷が鳴るほどの土砂降りになって屋根のある場所に人がいっぱいになる。ステージも中断になってしまったようだ。オードリーのANNの聴いていると一部のアクトを潰して再開するという。こういうとき、飛行機の座席で見る酸素ボンベの映像を見てその場所を確認する時の気持ちになる。見たくない最悪の事態のためのマニュアルを開ける時が来た感じ。待っているうちに15:30になったので小雨の中物販まで移動。
GREETING AREAに入るには金属探知機や手荷物検査があった。ペットボトルを飲み干さないといけないのか(東京ドーム)と一気飲みしようとしていたら一口飲めばいいらしく無駄に減ったアクエリアスと共にDｰ3へ。すでに行列がある。並んでいるとまたもや雨が降ってきた。滝のようなので近くのテントに避難していると雷も。すると「建物内へ避難してください」。どうやらまた開けたくないマニュアルを1ページ開けてしまったようだ。列を離れとりあえず道へ出て、たこ焼きの出店でたこ焼きを買う。若者がやっている一夏を凌ぐためのたこ焼き屋という感じで大変そうにワンオペしていた。おいしかったです。
なんかいつの間にか再開して、並び始めて17:00すぎにイージーあやふわおもしりを購入。はじかくないんか。並んでいる途中「差分チェキ」という噂(同じものをいっぱい印刷するやつ)を聞いて迷ったが宮原さんの3枚は全部違いました。疑ってMG。財布のカードが入るところに入れてます。今も。
そろそろSMILE GARDENやな！2時間待つぞ！ということで雨が上がって虹がかかったたもとに向かうと湾岸スタジオ前の広場に着いた。虹はここにある。先ほどよりも十分涼しい。シーズは中止となっていたと知り相席の人はどうしただろうかと思う。ぬかるんだ床はでこぼこしていた。アクトが進むにつれヤンチャさが薄れていって面白い。推しジャンとかコールが減っていった。でもダイアローグ＋一個前で復活する。芹澤優である。ハイヒールで登場して、カメラを意識してアピールしたりガチ恋口上にマイクを向けたり。
「ダイアローグ＋でーす」と言いながら前詰めると柵にたどり着いた。そういえば去年もSKYでは柵にたどり着いたんだった。ここからは怒涛である。D＋has comeで始まるのは切り込んでいくぞの証のように思った。ハウリングから期待が膨らむのである。アルバムの一曲目がライブの一曲目という矜持。次は「やばきゅんシューベルト」。信じられないと思った。この曲を初見もいるフェスでぶちかまして圧倒的なやつをくれよ(invisible sensation)とは言ったが、2曲目で来た。後ろを向いて始まるから謎めいていてカッコいい。ただ難しい。パンチでパンチすればいいよ。そして、イントロカットのうしみつあっパレイド。そういうショートカットもあるのである。なんの曲か手拍子で気づいた。Appare！の対バン、SPARKに行った人は知っていると思うが、スタンディングのうしみつは休憩する時間がなくて楽しいなりにかなり疲れます。手拍子とコールとサビの振り。今日も楽しかったがサビで一周すると後ろの人は一周していなくて目が合うという悪いことをしてしまった。次は「夏の花火と君と青」。夏の野外では初なんじゃないか？この曲に執着している人を見かけたことがあるが自分はそうでもない。ただ、いい曲である。流れるような振り、迫力ある展開。そこは向き合って歌うんだという部分もあった。mcあって「おもいでしりとり」。唯一HOTと同じ曲である。今日の10曲のうち1曲だけ。何回も見ているのに毎回新しいのに完成されている。しりとりのように8人の振りがつながっていき、言葉もつながっていく素敵な曲だ。
19:45、終了である。長い1日の終わり。ダイアローグ＋によってアイドル知識がcultivateされ、体力をexhaustedにされる夏。昨年のTIFを超える疲労と満足度であった。ただHOT STAGEの位置どりに課題が残っているので解決のために来年も出演していただけると嬉しい。
・柵前では野外の意味はないのかもしれないと思った。爽やかな風も星が瞬く空も見えないから。でも、もうここで見れるライブはここにしかない。前に頭がないライブは。それが重要なんだ。目が合ったと爆レスがというのは意外といらない。近くで見るだけ、こっちなんか見なくていい。もちろん顔も覚えていなくていい。ただ、よく見たいからなんだということを最近は思う。
