日記

ニュー·センチメンタリティの記録

2023/04/14 #AIRにに

・「エアにに」ってまだまだいいアルバムだと思う。生ドラムと打ち込みが混ざり合って、変なリズムで踊ることができる。

open.spotify.com

「身体の外の外」みたいな、格助詞を2つつける発想がかっこいいと思う。

 

・そんな「AIR」を観てきた。こちらは「エア・ジョーダン」の方ではあるが。

アディダスコンバースを押しのけて、なぜ、ナイキがマイケル・ジョーダンと契約することができたのかを追うという内容である。いわゆる「お仕事映画」。

観た人みんなが上げる名シーンは、事前に知っていても名シーンであった。ナイキのソニーがマイケルに話をするところで、実際に訪れる映像がはさまれるのは革新的だし、衝撃的だった。

名声を得ることは、他人から失望され地に落とされるということに繋がっている。そこで、この、「マイケル」の名前を冠した靴だけが君の名声を保つだろう。

 ブランドが人とコラボするっていうのは、これぐらいの覚悟でお互いやらなきゃ嘘だと思う。コラボなんたらが横行してる現代に、これを観て考え直す人も出てきてほしい。お金もらって来年で消えるブランドは、君を救わないから。

 そして、この説得の流れと契約獲得のストーリーを観て、お仕事頑張ろうという気持ちになった。アディダスでもコンバースでもないナイキは、エア・ジョーダンによって自分自身を変え、シューズ業界全ても変えた。この「変える」ために、食い下がって食い下がりまくった人々がいた。「まあ、こんなもんか」と言ってランク下位の選手とおざなりな仕事をしても、この大変革はなかったのだろうと思う。仕事は食い下がってこそ、大きな結果を残すのである。

 頑張らないこと、汗をかかないこと、諦めがいいこと。全部がオシャレでクールだと思う。でも、頑張って、汗をかいて、諦めないで、やってみたら?なんか大きなことやりたいとか思うなら。ケツを叩かれました。易きに流れる僕は、こういう熱い気持ちに触れると、すぐやる気が出ます。NOPEもこういう映画だったような気がするので、また観たい。

 

tiktokにカオスが極まるの叩いてみた動画をあげたいが、デュエット動画って編集できないし生音だし難しい。電子ドラムのスピーカーを出せばいい?