日記

ニュー·センチメンタリティの記録

2023/08/19 #自由を予習

サマソニ2023day1終了。NewJeansを見ようとしたら30分かかった入場。バスドラが伸びてベースがデカすぎるペトロールズ。クラシカル声量大きいゆえに落ち着いてうたた寝したGABRIELS。映像と音の完璧な一致を見たくなるcornelius。ループしたりフェードアウトさせたりして技巧的に繋いでいたDJ豊豊。やはり低音が回っていてスネアが響かずピアノとギターがあまり聞こえない星野源。打って変わってバスドラは締まりベースは粒立っていたJacob collier。
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・jacobは客を縦に3分割し和音を演奏していた。コールアンドレスポンスのように手本の音程を出して歌わせることはまだありうることだが今日は音程を手振りで上下させていた。三和音の高音を上げて中音を下げて低音を下げる……のようにである。完全に客を「楽器」にしていた。初めての経験であった。気を抜けないタイプの声出しである。「まだ声出せるか〜?」「お〜」ではない。「下がって上がってこのままで」。ゴスペルではあるらしい。音楽とはこのようにも楽しめる、新しい「自由」を感じた。

 

 

・「予習」できないその場限りのライブであった。自由を予習することはできない。