・「もっと超越した所へ」を観た。ちゃんと殺してくれたしちゃんと救ってくれたので嬉しかった。一回死んで生き返ることができるのは映画を観る醍醐味だと思う。
はたから見たらキモいよな〜と思いながら4組のカップルを見ていたら、元カノ元カレの関係が入ってきて面白く、「プライドの高さ」とか「独占欲」とか「無責任さ」とか「とりあえずの優しさ」とか、俺の話か?と思うぐらいに黒ひげ危機一発並みにグサグサ刺されて死ぬ……
「これで終わりなの??」
でも「米は重い」よ。「地震があるとき助かるかもしれない」よ。
「生活は意外としんどい」よ。
だから、一緒に抱き合って踊りませんか、と言っている、と勝手に受け取り、生き返りました。
現実が描かれている。でも、僕は現実を生きていて、現実ってままならないよね、で終わらされると絶望する。だからエンタメとして現実を生きる応援を感じとると最高の気分で映画館を出られます。
いや、酔いすぎである。「赦され」のおかげで生き返ったのであって、無ければ、死んだまま。死ななくても有害性を行使して暮らしていて、万死に値するのかも……
困りました。