・ビクターロック祭りに行ってきた。スペアザ、UA、KREVA、オンラインお話し会、くるり、星野源、矢野顕子。
・照明が変だった以外は音良し、出店良しって感じだった。恋(独奏)好きだ。バラードになると原曲の性急さが失われて、コードの美しさとか歌詞とかに、いい意味でも悪い意味でも注力して聴いてしまう。
この世のほぼ全ての歌詞に「君」とか「あなた」とかあるけど、「愛が生まれるのは1人から」って言ってくれるこの歌が好きだ。1人を超えてゆけ。
そして、くだらないの中に(二重奏)も良かった。ギターソロっぽい部分とか、イントロアウトロのハモリとか。歌詞については言うまでもなく良い。あなたのものになりたいンゴね……
・矢野顕子氏のばらの花(独奏)好きだ。くるりのばらの花(合奏)も良かったし、いい曲だ。
雨降りの朝で今日も会えないや
何となく でも少しほっとして
飲み干したジンジャーエール 気が抜けて
今日じゃん。でも、
胸が痛む
訳で。だから「安心な僕らは旅にで」て、「思い切り泣いたり笑ったり」したい。
・素敵な塩梅のメロディと、シンパシーだしエンパシーだしテレパシーだし、一見言葉で遊んでいて、でも謙抑的ながら祈りみたいなものが隠されている気がするいい曲だ。
届いたときは そっと教えて
・20秒というものは、いい時間設定だ。一生核心に迫らないから優しい。どうしようもなく1人であるという、残酷な事実を理解する間もなく終わり、幻想が続く。もう辞めようと思うほどは絶望しないので、次を希求するという構造になっている気がする。構造に思考が操られてるのは嫌なんですが、買って応募しないという手はなく、「零落」って感じだ。
「ありがとう」と口では言ってても、心では「申し訳無い」と思っているのも、もうよくわからない。自分が軽薄かどうかなんて、証明しようがないので、もう、どうでもいい。
・鼻が出始めたので寝ます。花冷えだ。